子供の頃からの夢−ピノキオ

kaseiusi2005-05-29


家の近くに子供の頃からの夢であるアレがあると聞いて、自転車に乗って出掛けた。アレとは絵に書いたようなホットケーキだ。ホットケーキは子供のから好きだが、意外に絵に書いたようなホットケーキには出会えない。お店でも自分で作っても、なんかどら焼きの皮みたいのばかり…厚くて二段で茶色くて…。店についた。ホントにここなのか?と思うぐらいの店。住宅街にあるマンションの一階にあって普通な店構え、中に入るとマスターも数人のオッサンたちも真剣に競馬を見ている。メニューには雑誌の記事があるが、小さくホットケーキとあるだけで、450円と値段も安いし、店内にはホットケーキが売りなんて感じない。ホットケーキを頼んでみる。マスターが銅板で競馬を見ながら焼いていく、コーヒーを飲みながら待つ。そして出て来たのがこれ。ちっと感動で涙がでそうになる絵に書いたようなホットケーキがでてきた。茶色くて黄色くて、厚くて二段のホットケーキ…。食べてみると茶色い部分は少し強めにやいてあり。カリっとしている。なかもフワフワというより、重く、想像した通りの味ですた。なんか子供の頃からの夢が叶ったように気分で、マスターの嬉しそうな顔にお見送りされながら店を後にした。